マッシモさんのオリーブオイルとカルロさんのはちみつを使い始めて早20年。
なぜオリーブオイルとはちみつなのですか?とよく聞かれます。
脂質と糖質、どちらも食べる楽しみの大きな柱です。
イタリアでの食生活は、良い油と糖質を食生活に組み込むことは自然なことでした。
オリーブオイルは胃腸の守り神として、紀元前から地中海地方で大切にされてきました。
オリーブオイルを使って料理した食事をしていても、脂っこくて胃がもたれることもなく、胆汁の分泌促進、腸の蠕動運動を促し、腸内環境を整えてくれます。
油を使った満足のいく料理を食べた後も、すっきり気分爽快です。
オレイン酸が豊富なため、血管をきれいにして脳卒中や心筋梗塞のリスクも減らしてくれます。
2001年に開店以来、ブオーノイタリアのお客様の中には、油をほとんどオリーブオイルに変えてから
「コレステロール値が下がった、中性脂肪の値も下がった、便秘が治った」、など様々な声をいただいております。
(*数値には個人差があります)
オリーブオイルは料理の際の縁の下の力持ちです。
素材の味を消すことなく、上手に引き出してくれるため、そのうち素材自体の味の良し悪しが気になり始めます。
そうすると、ちゃんと味のする良い素材を探すことに一生懸命になります。
知らないうちに自然と食生活全体の質の向上につながっていきます。
強い味の調味料をごちゃまぜにし、食材の食感だけに頼った食事とはおさらばです。
忙しい毎日の食事に、オリーブオイルはさっと炒めるだけ、野菜を蒸してただ和えるだけ、など簡単な料理で済むことも魅力です。
オリーブオイルは料理が苦手な方には簡単でおいしく、料理が好きで毎日作る方には、より高度な油の使い方による味の変化を実感していただけるようにと願っております。